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2012'02.26 (Sun)

小さな命

もうこれはずいぶん前のお話だ。
ままはずーっとお気に入りの新聞のコラム記事をパソコンディスクにペッタンしていた。
ところが、今までほうっておいたその記事にふと目が行き、読み返してみた。

それは・・・
ある画家のお話だった。
多分名前は忘れていても絵本の名前は皆知っていると思うよ。
「ファーブル昆虫記」「みつばちマーヤ」「不思議の国のアリス」等々だ。

グラフィックデザイナーとしては熊田五郎であり、絵本画家としては熊田千佳慕というペンネームを用いている。
1911年に生まれ、なんと2009年に没したという長寿者だ。
享年99、満で98歳ということだね。

ところで、ままはなぜこの記事が気になったのかというと・・・

虫や花を描き続ける熊田千佳慕の何に琴線が触れたのか?

美しい野原に描かれていた花や虫は・・・
「しおれた花、虫に食われた葉も描かれていた」
そのフレーズだった。

市場で値を付けられる野菜や果物は傷ものは論外だし、形も規格外だと売り物として認められない
今の世の中において、少し不自然なことかもしれない。

しかし、インタービューで、氏はこう答えていた。
「私は虫であり、虫は私である」又「花は私であり私は花である」とも。
「私は虫や花の姿を借りて、自分を描いているのです」

どんなに虫や花に没頭しても、医師だった父親は「勉強のべの字も言わず」に見守ってくれたそうだ。
幼稚園の庭にクマンバチがたくさん飛んできた。
黄色い背中に触りたくて飛び跳ねた。
うまく触れたのを見届けた園長先生は「よくやったね」と褒めてくれたそうだ。
今の時代ならば、「危ないから」とすぐ止められただろうと述懐している。

古き良き時代は、なんと周囲の大人たちが温かいことだろう。
小さな命に触れ、小さな命を知ることの大切さも説いている。



生まれた時はみな真っ白。
それから幾年(いくとせ)の間の内に真っ白い画面は各々色が変ってゆく。

そして・・・
20歳を待たずして・・・
ある少年は母子を殺害し、つい先日最高裁で死刑判決が出た。
限りなくブルーどころかグレーでありブラック・・・
反省のない手紙・・・
どうして、人はその人生の過程で過ちを犯してしまうのか?

過ちを犯したときにいかに反省ができるか?
更生できるか?

世論は死刑反対、賛成は様々だが・・・
ままもここでは特にその意見を述べる気はないらしいが・・・

ともかくも!
白い画面に描かれるべきはどんなに傷ついてもどんなにしおれても根底には生きることの命の重さ、
せつないまでの愛を感じる心なのではないか。
その気持ちがあればこんなあまりにも悲惨な事件はおきないだろう。



以下はこの冒頭のコラム記事ではなく、2009年8月12日、まさに逝去前日のインタビューの内容なのだが・・・
銀座松屋で開催中の個展、白寿記念展が開催されるにつき、作品の見どころや絵の話、人世感を伺った際の
お話だ。

インタビュアーが「特に気に入られている作品と見どころを教えてください」との問いに、氏はこう述べている。
お気に入りの作品を選ぶというのは難しいけれど、どれか一つということであれば、”「ファーブル昆虫記」の虫たち”
の中に出てくる「天敵」という作品だ。
この絵はガマガエルに食べられそうになったオサムシを描いたものなのですが、描いているうちにどうしてもその
オサムシを助けてあげたくなった。
とっさにガマガエルの視線をそらすために、一匹のミツバチを描きいれてしまった。

その時、先の言葉「私は虫であり、虫は私である」と悟った瞬間だったそうだ。
それ以来、自然は自分のためにあり、自分は自然のためにあるということをつくづく実感し、
この世界を描き続けていこうと思えるようになったのだそうだ。

人間も虫も花も同じ生き物としての仲間。
愛を感じる心を気づかせてくれるのが小さな命。
ハッピー、あなたも一緒。
あなたも仲間。

その小さな命の重みをままは大切にしたい。

テーマ : パピヨン - ジャンル : ペット

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Comment

★No title

ハッピー君、( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪

最初に…1991年~2009年だと18年…ってことですけどo(*∇)oウフフフフ♪

命の重さはみんな同じなのに人が人を裁いて死刑を言い渡さなくてはならない世の中って悲しいね。

あの事件はおばちゃんの家から随分近いところでね。
あの事件の時、犯人が捕まるまで本当に怖くて家中のカギを閉めて出られなかったのよ。。。

あのご主人は本当によく勉強してこれまで戦ってこられました。
当時まだ21歳だった若いお父さんでしたがこの13年で大人のお顔になったと思いました。

世間に多くの影響を与えた事件でした。

命の重さを考えることができたら人の命を奪うような事件は起きないのにね・・・


ゆきえ | 2012年02月26日(日) 23:31 | URL | コメント編集

★ゆきえおばちゃまへ

ゆきえおばちゃま、こんばんは~(*^_^*)

あーあー またやっちゃったね。
ままってどうしてこうもおっちょこちょいなんだろうね。
夕飯の支度が気になってさっさとアップしちゃったのがいけなかったね。
見直したはずがねえーあはっ
今ね、訂正してもらったよ。
良かったー
ゆきえおばちゃまがお知らせしてくれなかったらば、ずーっとそのままだったかもねー
ありがとうございました。

死刑問題って難しいよね。
ただ今の日本は被害者を軽視しすぎるのは確かだね。

命の重さ、大切さを知っていたならばああいう事件はホント起こらないのにね。
そうかあー・・・
すぐ近くでの出来事だったんだね・・・
さぞかし怖かったろうね・・・

あのご主人の加害者に対する判決後の言葉は僕の胸にズーンときたよ。
どうぞあの母子が天国で安らかに眠れますように・・・


ハッピー | 2012年02月27日(月) 01:16 | URL | コメント編集

★No title

やしのみさんおはようございます。
先日はジュピにお見舞いをありがとうございましたm(__)m
やしのみさんのコメント、ホントにホントに嬉しかった♪
お陰さまで無事手術は終わってジュピを苦しめていた石は取ってあげる事が出来ました。
今は痛みで震えることもなくなったのが1番嬉しいです。
でも先は長そうです。
心が折れてしまいそうです。
こうゆう時は無理して笑っていた方がいいですよね?(^-^)

がんばります!!笑

お忙しいのに覗いてくれて嬉しかった…。
ホントに嬉しかったデス。
クレージュ | 2012年03月07日(水) 09:29 | URL | コメント編集

★クレージュさんへ

クレージュさん、こんばんは~(*^_^*)

もうびっくりしました!!!
なかなか伺えないのですが、このところ伺うたびにクレアちゃんやジュピちゃんの具合が悪いんですもの・・・
どんなにか大変だったろうと心中お察しいたします。

ジュピちゃん、頑張ったわよね!♪
結石ってとても痛いでしょうにね。
これから先も食事療法等々神経を使わなければならず、心身ともに大変ですけれど、持ち前のクレージュさんの前向きな姿勢できっと良い方向に向かうことでしょう。

そうよ~そうよ~
笑顔が一番!
悲しい時、つらい時はそれが一番!
笑う門には福来たるですよ~(*^_^*)

実際、無理してでも笑っていると、不思議に物事がうまくいきますもの。

クレージュさん、ファイトッ!
やしのみ | 2012年03月08日(木) 01:02 | URL | コメント編集

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